恋の行方を占う花占いって、発祥したのはドコ?

「好き」「嫌い」「好き」…恋する乙女なら
一度はやった事がある花占い。
誰かから何となく聞いて覚えただろうけど、
よくよく考えると最初に誰が言い出したの??

実は諸説があり、いまだにハッキリとした答えは出ていません。
一説によると、花で占おうと決めた人々が現れたのは
旧約聖書に載る前の古い時代のヨーロッパだそうです。
昔の人は、花や木にはひとつひとつ神様からの
メッセージがこめられていると考えていました。
それらを組み合わせて神様のお告げを知ろうとしたり、
未来を占ったりしました。
「誕生花」はこの時代に季節を分ける暦を
作ろうとした時、一緒に誕生したと言われています。

一方アラビアには中世時代に花のひとつひとつに意味を込め、
それを花束にして大事な人にプレゼントをする事で
愛をささやいたり言葉を伝えたりする風習がありました。
これがフランスに伝わり、やがて花束から一輪の花へ、
そして花びら1枚1枚に意味がこめられ、
そこから現在の花占いが始まったと言われています。

ちなみに世界の花占いですが、日本を始めほとんどの国は
「好き」か「嫌い(愛じゃない)」の二者択一なのに対して、
フランス語とロシア語だけはこれの他に、
「とっても好き」「ちっとも愛してない」などの愛の強弱や、
「口づける」「抱きしめる」など、愛以外の選択肢も入っています。
フランスはまだまだ言葉が増えるルールもあるとか…

花の数だけでは語りきれないほどの、
たくさんの感情が込められているんでしょうね☆